郡名が県名になった県の一つであり、律令制下において中核地域であった山梨郡に由来する。山梨郡の名前の由来は「旧春日居町にある山梨岡神社の裏山に梨の有名な古木があり、そのためこの地域はいつしか山梨と呼ばれるようになった」という付会伝説が存在しているため、果物のヤマナシに由来していると思われがちである。
しかし残簡風土記には「山無瀬」、737年(天平9年)の駿河国正税帳には「夜萬奈之」と記されており、語源としては「山平らす(やまならす)」、つまり甲府盆地の高低の少ない平坦な様子を表す言葉が次第に「やまなし」へ転化したとみるのが妥当である。
●富士山
静岡県・山梨県境にある3776mの山。日本三名山・日本三大霊山・日本百名山の一つ。日本の最高峰。海外でも日本のシンボルとして知られる。
富士山は、古文献では不二山もしくは不尽山と表記される。
また、『竹取物語』の最後の章では、かぐや姫から不老不死の薬を授けられた帝が、家臣に命じて不老不死の薬を駿河国にある天に一番近い日本で一番高い山の山頂で焼くという描写があるが、最後の記述は、「以来、その山のことを“ふしの山”(ふじの山) と呼ぶようになった」(要旨)というものとなっている。
これは日本最高峰の並ぶものの無い「不二」の山という意味とされる。その後、鎌倉時代以降に表記が転じて「富士」となった。これは「士が富む」として武士好みの表記であったという。
「フジ」という長い山の斜面をあらわす倭語から転じて富士山と称されたという説もあり、この説は有力視されている。
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